こんにちは。
深沢森です。
今日は
シミュレート思考
についてお話をします。
シュミレートではないですよ。笑
シミュレートです、念のため。笑
会議をしていて、
質問や意見をずばずばと発言できる人がいると思います。
では、なぜその人は同じ情報から、
それだけの発言ができるのか
というお話です。
シミュレート思考とは
シミュレート思考とは
経営者、ビジネスマンが行う
過程を想像する力
です。
やり方はとても簡単です。
その状況になった時に
自分がどう動くのか、を一通り想像してみる
だけです。
そして、
自分が、チームが、
ぶつかるであろう問題をひとつひとつ上げていく
ということになります。
もし自分が企画の説明をされている立場なら
話をすべてシミュレートしていき、
不足している情報をすべて質問します。
無意味な時間を使わない
時間は有限です。
どんなプロジェクトでも
自分の時間も、
相手の時間も、
無駄な時間を使うことはありえません。
時間=寿命
です。
無駄な時間を使わせることは、
広義な意味での犯罪です。
シミュレート思考をできる人たちが集まると、
一人一人の頭の中で、シミュレートされ、
企画は勝手に進んでいきます。
ここは実際にやってみないとわからないよね
というところで、
会議は終わって、行動目標をつくり、
実際に各々行動に移る
ということが可能です。
なのでプロジェクトは
サクサクと進んでいきます。
日常でのトレーニング
シミュレートする力は普段から練習することが可能です。
その方法は
相手の話をしている内容を
相手に自分が乗り移った感覚で話を聞きます。
例えば、
すごく悲しい話があったという話を
あなたが聞いているとします。
この時点で共感してしまう人は非常に多いですね。
しかし、この時点での共感はまだ早いです。
相手に乗り移ってみましょう。笑
ん?悲しい気持ちになるには、
ちょっと原因が足りないな。
もう少しなにかあったはずだ。
ということがおこります。
なんでそこまで悲しかったんだろう?
その前に何かあったの?
という風にさらに情報を聞いていきます。
すると
うん。実は前の日にもこんなことが・・・
という新しい情報が引き出されます。
これを違和感がなくなるまで繰り返します。
すると、
相手の状況(気持ち)を正確に把握すること
が可能です。
さらに副次効果として
この人は自分の話をしっかりと聞いてくれて、
理解してくれる。
と思ってもらうことができます。
さらなる副次効果として
話を聞いて相手にアウトプットさせてあげられるので、
相手の思考も整理でき、
この人と話をすると、
頭がスッキリする!
というメリットも与えることが可能です。
正確に相手の情報を把握できたら、
あとは共感してあげるだけです。
ババ抜きで言えば
相手の手札をすべてオープンにしてもらうまで、質問をします。
あとはそれに合わせたカードを出してあげるだけ。
後出しじゃんけんのように、
必ず勝てる勝負になります。
勝手に経験値が上がっていく
このように話を聞いていると、
正確に相手の状態を把握し、
相手の感情をトレースすることができます。
すると、
あぁこういうことでこんなにも悲しむことが
できる人もいるんだな
と
自分の器が広がっていくのが実感できると思います。
想像力は壮大な力
想像力は世の中のすべての事象の根幹です。
空を飛びたいと誰かが強く思ったから飛行機ができて、
遠くにいる恋人と話がしたいと誰かが強く思ったから電話ができて、
自分を表現したいと誰かが強く思ったからテレビができて、
現代では宇宙に行くことさえ可能になりました。
例えば、あなたが何かど忘れしてしまった時、
その状況にいたことを想像すると
思い出すことがありませんか?
つまり、想像力は
表層意識では覚えていない情報ですらも
引き出してくれるわけです。
言うなれば
あなたの潜在能力を極限まで引き出してくれるのが想像力
です。
まとめ
このように、
シミュレートする力=想像力
は味方につけると凄まじいパワーを発揮してくれます。
常に、
過程を、背景を、なぜそうなったかを疑問を持ち
想像してみましょう。
仕事ができるひとは皆、
ナチュラルに行っています。
僕の尊敬する先輩に話をしてると心のモヤモヤをスッキリさせてくださる方がいます。この記事を読んでその理由がわかりました!
共感力や想像力も日頃から意識的に養っていかないといけないですね!
これをやってあげるだけで、ひとからとても感謝されます。誰でも話は聞いてほしいもの。さらに頭も整理してくれる人はかけがえのない存在になります。まずは自分で細分化の練習をして、相手にもやってあげてみましょう!