こんにちは。
深澤森です。
今日は
消費と投資の違い
についてお話します。
Contents
消費とは?
あなたの短期的な欲求を満たすお金の使い方。
将来、投資額以上のリターンがない
お金の使い方。
になります。
もちろん、必要経費は抜かした分ですよ。
投資とは?
未来のために使うお金です。
将来、投資額以上にリターンが大きい
お金の使い方になります。
投資にお金を使う
年収が5000万あって、
5000万円を消費していると
どうなるでしょうか?
次の年も5000万稼がなくてはいけないし、
さらにその次の年はその事業がどうなるかはわかりません。
ずっと忙しく働いていないといけない状態になります。
もちろん、自分の能力を上げる時間も
ないので能力値は変わりません。
つまり次の年も同じ収入の可能性が高いです。
自由な時間を得るためには投資の概念
が必要不可欠です。
消費金額は収入の20%が適正
消費する金額は自分の収入の20%程度に
とどめておくことが賢いお金の使い方です。
僕がもし今、
会社員で手取り20万円なら、
4万円+必要経費(家賃、光熱費等)
を消費として使い、
最低でも
10万円は将来への投資
に使っていきます。
ずっとこの20%を守っていかないと
時間とお金の両立はあり得ません。
消費は最小限に抑え、
余った利益をさらに再投資していく必要があります。
トマ・ピケティの r>g
これはフランスの経済学者
トマ・ピケティが唱えた
世界の経済の事実です。
世界の歴史の統計上、
労働しての昇給は年に1~2%。
投資してのリターンは投資額に対しての4~5%。
投資に対しての利益>経済成長率
労働しているより、投資したほうが儲かる。
この世界の経済格差が開き続ける理由でもあります。
労働の収入の増え方と投資での収入の増え方
会社組織に属して、収入を上げるとすると
一般的には功績をあげ、長く働き、
やっと数年に一度昇給があるかないか、
程度の収入の増え方です。
会社がすべての決定権を握っているということです。
ましてやこれからの日本企業で
昇給があること自体が稀でしょう。
会社員である以上、収入には限界があります。
対して、投資に対しての収入の増え方は、
福利
というものが発生します。
元手100万円に対してリターンが10%だとしたら、
100万10%
→110万×10%(利益10万)
→121万×10%(利益11万)
→132万×10%(利益12.1万)
→144.1万×10%(利益14.41万)
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つまり
利子に対しても利子がついていく
というのが福利という概念です。
福利とは?
投資とは
元手(投資額)が増えれば増えるほど、
リターンが大きくなっていきます。
そして福利があればさらに元手が増えていきます。
収入が確保できる
→時間が確保できる
→あまった利益を再投資
→余った時間を再投資
さらに収入が上がる
→さらに時間が確保できる
→余った利益を再々投資
→余った時間を再々投資
さらに収入が上がる
→さらに時間が確保できる
→余った利益を再々
これが福利的に利益が上がっていくということです。
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はこの福利の概念で説明できます。
一般的に、ある程度の収入を得てしまうと
すべての時間とお金を消費に回してしまう人が
ほとんどです。
個人事業主で利益が安定してきたくらいのころですね。
これではずっと自転車操業。
楽になることはあり得ません。
精神的には会社員よりもつらい状況に陥ります。
時間もお金も福利を利用する
収入の20%を消費に充てて、
残りの80%のお金と時間を投資に使う
ということができていれば、
年齢とともに
あなたはどんどん楽になっていきます。
逆に言えばこれができないと
収入も時間もずっと横ばい
楽になることはあり得ません。
まとめ
日本の企業の平均寿命は7年になりました。
これは、
利益の無駄づかい
が大きな原因であると僕は思っています。
高層マンションに住みたい。
スポーツカーに乗りたい。
毎日高級レストランで食事がしたい。
モデルの女の子と付き合いたい。
これができるのは、
あなたが思う収入の10倍以上稼いだら、
実現できるかもしれません。
そうなるには、
投資
と
福利
という概念を忘れないようにしましょう。
じっと我慢と圧倒的な努力が必要になります。
労働で賃金を上げることと福利ではこんなにも差が出るのですね。
数値でみると改めてその差の大きさを感じました。
労働で発生した賃金を喰いつぶす生活をするのか自分やビジネスに投資をする生活を送るのか大きなわかれめになるんですね!